松島・三陸というと、その美しい景色だけではなくご当地グルメも絶品なものが多いです。その中でも特に美味しいのが、牡蠣とほやだと断言できます。
そんな牡蠣とほやの持つ魅力について語らせてください。
Contents
松島・三陸のカキの持つ魅力
生食用に適している松島・三陸の牡蠣
松島・三陸で食べることができる牡蠣の特徴は、何と言っても生食用に適しているものが多いという点です。
牡蠣というと、その美味しさとは裏腹に食中毒になりやすい食材であることが知られています。そのため生で食べるとなると、鮮度が高いことや毒素を含まない環境で育っていることなどが条件としてあるのですが、なかなかその条件を満たす牡蠣はありません。
ですが、松島・三陸の牡蠣は養殖されているものが多いため、生食をしても安全性が高いです。
事実、生食用の牡蠣については、松島・三陸をはじめとした宮城県産のものが日本国内で一番シェア率が高いです。ですので生牡蠣を食べるのであれば、松島・三陸が一番お勧めだと言えます。
濃厚な味わいが美味
牡蠣の産地は、日本国内で多数存在しています。そしてそれらの産地によって、その牡蠣の持つ味も全く違ったものになります。では、松島・三陸で取れる牡蠣の味はどのようなものなのでしょうか。
その味について特筆するべきポイントとしては、濃厚な味わいを楽しめることが挙げられます。これは三陸のリアス式海岸における潮の流れや綺麗な水質などの条件が、その深い味を作ることに関係しています。
それに身の大きさも小ぶりであることから、牡蠣の旨味と風味がギュッと詰まっているのも、その濃厚な味を作り出す一つの要素となっています。
海のパイナップルと呼ばれるほやの美味しさ
新鮮なほやは臭みがなく美味しい
ほやは松島・三陸の夏の味覚として有名です。その形状がパイナップルのような形をしていることもあり、海のパイナップルの異名を持つことでも知られています。
そんなほやについて、もしかすると臭いというイメージを持っているかもしれません。ですがそれは誤解です。ほやはとても鮮度が落ちやすいため、産地ですぐに食べれば臭みはほとんどなく、とても美味しく味わえます。
今までにほやを食べたことがある人も、一度、松島・三陸に来て獲れたてのほやを食べてみてください。その美味しさに惚れ惚れすること間違いないです。
栄養豊富なのも嬉しい食材
ほやの魅力としてもう一つ挙げられるのが、その美味しさだけではなく栄養も豊富に含まれているという部分です。
体の調子を整えるために必要なビタミンが多く含まれているだけではなく、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルの成分も含まれています。そのため天然のサプリメントとして、栄養補給のために食べられるのもほやの大きな魅力でしょう。
ちょっと元気がないなと思った時にほやを食べると、その栄養で元気を取り戻すこともできるかもしれません。
牡蠣・ほやを一番美味しく食べるための方法
旬の時期を逃さずに現地で食べる
松島・三陸の牡蠣とほやを、確実に一番美味しく食べるためにはどうすれば良いのか。その方法について解説していきます。
まず絶対的に重要であるのが、旬の時期を見逃さずに現地に赴いてそれらを食べるということです。牡蠣は主に冬、そしてほやは夏場が旬だと言われています。ですのでこの時期に松島・三陸に旅行などで行くことができれば、美味しい牡蠣・ほやを食べることができます。
旬の時期を逃さないように、それぞれの食材が旬になるシーズンを間違わず、タイミングを合わせて松島・三陸を訪れるようにしましょう。
色々な角度からその味を堪能する
牡蠣・ほやを楽しむのであれば、色々な角度からその味を堪能することもポイントの一つになります。
牡蠣とほや、両者ともに基本的には刺身として生で食べることがお勧めです。その他の食べ方として、牡蠣ならば炙って旨味や甘みを引き出す調理法をする、ほやは昆布締めや塩辛付けにしたものを頂くなども美味しい食べ方になります。
それに加えて、お酒の好きな方であれば仙台の地酒と一緒に牡蠣やほやを一緒に食べることもお勧めです。お酒の美味しさと食材の美味しさがマッチして、最高のひと時を味わえること間違いありません。
まとめ
牡蠣というと広島のイメージがあったかもしれませんが、生牡蠣については松島・三陸がかなり有名な産地です。それに、ほやについても多く漁獲されると同時に足が速いことから、松島・三陸だからこそ食べられる美味しい味があります。
牡蠣とほやの魅力を語らせていただきましたが、百聞は一見にしかずと言うように、一度自分の目で見てそして口に入れて味わうことによってその魅力を実感することができます。ぜひ現地に来て、牡蠣とほやの持つ魅力とその味を堪能していってください。
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